2019年2月13日水曜日

Mazda デミオ(DEJFS)1.3L CVT i-Stop車のバッテリーを交換をしてみた

2012年2月に新車を初度登録して乗っているデミオの7年目の車検が近づいた。2年ほど前から冬場にたまにi-Stopしないことが起こり始め、1年ほど前からは殆どi-Stopしないようになった。近年は車を毎日は使っていないのでバッテリーが弱っていても仕方がないのだが、充電器でバッテリーを充電したり、長距離(200km)を走ったりした後は少し元気になり、調子のよいときにたまに思い出したようにi-Stopするような状態だった。

前回の車検時も販売店からバッテリーが弱ってきているということで交換を勧められたが、まだエンジンはかかるし、i-Stopがちゃんと効かないだけで高価なバッテリーを交換するのも嫌で、使えるまで使いたいということで一旦断り、だましだまし使用してきたが、今回はさすがにバッテリーを交換しなければ駄目だと言われるはずなので、事前に自分でバッテリーを交換してみた。



購入バッテリー
BOSCH(ボッシュ)ハイテックプレミアム 国産アイドリングストップ車/充電制御車/標準車バッテリー HTP-Q-85/115D23L
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BOSCHのサイトで適合表を確認し、装着可能だが一部バッテリーケースの加工が必要であることが分かった。

Bosch 車種別適合品サーチサイト
https://www.bosch.co.jp/aa/fit-search/step-1.asp

3万キロ、18カ月保証なので純正品ほど長期間は使用できないかもしれないが、充電器で補充電のメンテナンスをして使えば3年くらいは十分使えるのでは、と思っている。車ももう7年なので今後を考えるとこれくらいのものでちょうどよい。


以下、バッテリー交換作業要領です。

0. 必要な工具 : スパナ(10mm)、Tレンチ(10,12mm)、マイナスドライバー



1. ホルダープレートを外す

2. 外したところ


3.(ー)端子を外す


4. 外したところ


5. (+)端子のカバーを跳ね上げて


6. 固定ナットを外す(12mm)


7. 結線部を(-)端子側のボルトから外す


8. (+)端子を外す


9. 外したところ


10. ストラップを持ってバッテリーをケースから外す(重いので気を付けて)


11. ハーネスのグロメット2か所と、制御ユニットの大小2つのコネクタを外す
(グロメットは2か所の爪を押し込んで押す、コネクターは爪を押し込んで白いレバーを矢印の方向に倒す)


12. ハーネス固定ボルトを外す


13. 外したところ


14. バッテリーケースをボディに固定している3つのボルトを外す


15. バッテリーケースを外したところ


16. 外したバッテリーとケース


17. 純正(Pnasonic)と購入したバッテリー(Bosch)を並べてみた
    同じサイズに見える


18. でもよく見ると、Boschの方は下部にフランジのような出っ張りがあり、上側と下側の横寸法が同じで寸胴状態になっている。(Panasonicの方はそのような出っ張りはなく、下部の方が少し絞られた形になっており上部より10mmほどサイズが小さい)

19. 試しにBoschバッテリーをそのままケースに入れてみると途中で窮屈になりバッテリーケースが横に膨らんできた。少し見えにくいが、下の写真の矢印の部分に貼り付けてあるガタ防止用の硬質ゴムが出っ張りフランジと干渉している


20. 固定プレートを外し、問題のゴムの上部3分の1を残して後は除去することにした。両面テープで貼り付けられているだけなので接着部分にマイナスドライバーを差し込んでハンマーで叩けば割と簡単に外れる


21. 干渉部分のゴムを除去したところ


22. 固定プレートをケースに戻す


23. Boschバッテリーを入れてみると今度はスッと入った


24. 上部に残したゴムもしっかりガタ防止に利いている


25. 上記の14.から1.までの手順を逆にたどってバッテリーを車に取り付ける


以上でバッテリー交換は終了、1時間ほどでできます。

i-Stop車は、バッテリー交換後の初期設定作業が必要で、メーカー専用テスター(故障診断機)でないとできない作業があるので車検で車両を持ち込んだ時に販売店にバッテリーを交換した旨を伝え、初期設定作業を頼んでおくのを忘れないこと。


以上




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