2018年7月18日水曜日

iCloudストレージの容量が一杯になりそうな時の整理方法(Windows10)

iCloudとは
https://support.apple.com/kb/PH2608?locale=ja_JP

iCloudにサインアップすると、5GBの無料のiCloudストレージが使用できるが、残量が10%を切るとメールで連絡が入る。

Windows>隠れているインジケーター(∧)>iCloud(雲マーク) で開いた下記画面から




「iCloud 設定を開く」をクリックして使用状況を確認する。

対応は下記の2つ。
まずは2)で対応し、それでも容量が不足するようなら1)を検討する。

1)容量をアップグレードする(有料)
  50 GB:¥130/月
  200 GB:¥400/月
  2 TB:¥1300/月
  ※ 上記金額は2018年7月時点

2)容量を削減する
登録しているApple製品のバックアップデータを除けば、通常写真データが多くを占めていると思われるので写真データを例に削減方法を記載する。

Windows>隠れているインジケーター(∧)>iCloud(雲マーク) で開いた下記画面で



「写真のダウンロード」を選択>ダウンロードしたい年号またはすべてにチェックをしれて一括ダウンロード。ダウンロードファイルは、PCのピクチャー>iCloudフォト>ダウンロード フォルダに置かれる。

これでストレージの写真データは削除してもよい状態になったので iCloud.com で表示、または iCloud.comに移動>Photos で写真を表示(下図)。



削除したい画像を選択して、右上のゴミ箱ボタンをクリックして削除する。
すべての写真を削除したい場合は、CLT」+「A」キーで一括選択して削除する。

iCloudドライブにも大量のデータが保存されていれば、こちらの削減も実施することになるが、要領は写真の場合と同じ。












2018年7月11日水曜日

2018年7月豪雨災害 呉市焼山近郊の様子

7/5-7/7の豪雨災害後、周辺道路の通行規制の解除も進み、少し落ち着いてきたので周辺の地区で被害が大きかった場所に状況を確認しに出かけてみた。

日時 2018年7月11日 15:00-17:00

1.県道66号 呉市総合スポーツセンター付近   

土砂のため片側交互通行(6分待ち)


センターの向かいの山からの土石流が道路を超えてゲート付近まで押し寄せた

ゲート前に堆積した土砂

土石流に押されて道路からゲートまで移動した車両

こちらも泥だらけで無残

ドアの横がぼこぼこに凹む車両


センターから郷原への下り坂の途中 土石流で道路の1車線が土砂で埋まる

傾斜はそれほどでもないが奥から手前に多くの土砂が流出

道路を超えて反対側に流入 電柱もなぎ倒されている

土砂に流木が絡んでいる

傾斜が緩くなった手前でも流出が継続している


2.絵下山の登り口から昭和入り口、さらに少し矢野方面に下った急カーブ付近

絵下山への登り口

絵下山からの下り坂に平行して流れる矢野川は土石流危険渓流

重機で土砂の取り除き作業が進む

道路わきの山肌が崩れ土石流が流出している

向こうに土砂で押し流された車が数台見える

根こそぎ抜かれた木も一緒に流出

近づくと車は無残な様子



土石流で押し流されて側溝に転落した車両 乗員は無事だった?

玉突き状態の立ち往生車両

更に坂の下の方にも立ち往生した車両が何台も



矢野川の川底が水の勢いで削られている



昭和入り口付近で矢野川の側面が崩落している

昭和入り口手前のカーブに土砂が一杯

近づくと左側の山肌からの土石流の跡が見える

昭和入り口の手前の矢野川の流木で突き破られた防音壁

防音壁の一部は完全に流されて向こう側が見えている

昭和入り口の交差点 車が土砂に埋もれている 向こう側が県道34号線

無残

土石流に押し流されて斜め横に向いた車両

大小さまざまな流木が絡み合っている

昭和入り口交差点から矢野川の上流(浅田病院)側を見たところ

県道34号線 コーナーのガードレールも押し流されて下に垂れている

昭和入り口交差点から矢野川の下流を見たところ

ガードレールの支柱もぐにゃり

信号の柱に流木が沢山絡まっている

倒れて土砂に埋まっているもう一つの信号

小規模の土石流の跡

昭和入り口交差点を少し下った地点から浅田病院側を見たところ

ここにも車が立ち往生

道路の片側が一部陥没し配水管?が剥き出しに

陥没を反対側から見たところ

こんな岩も簡単に流されている

下りの最初のタイトコーナーで倒れた電柱に引っかかって止まる車両

同じく倒れた電柱に当たり何とか止まった車両

当時の水流の激しさが分かる

タイトコーナーの下り側を見たところ ここにも立ち往生の車の姿が

広島熊野道路の橋桁に引っ掛かり向こう側へ転落を免れた車両

同じくガードレールで何とか止まった車両

岩に当たり押し流されずに済んだ車両

県道34号線と広島熊野道路が交差する地点 この付近で最も被害が甚大

矢野川を含めて同じポイントを見たところ

コーナー部で発生した土石流で押し流されて来た岩

土石流の上流側 普段は遮蔽版で様子を見ることが出来なかった所

半端ない流木の量

立体交差の向こう側(矢野市街側)は路肩が崩落して道幅がほとんどない状態に

県道34号線の標識も倒れている 向こうで水道局の方がマンホールの点検中

実際に歩いてみて被害の甚大さに改めて驚く。土石流は土が流れると考えていたが、流出の範囲を見ると、土ではなく土色の水が流れると理解しておかなければならないと感じた。必ずしも急傾斜地でなくても水だから低い方へどこまでも流れて拡がって行く。また、大量の水流が持つエネルギーの凄さも半端ないことを改めて思う。普段大人しくちょろちょろ流れている渓流こそ豪雨時には甚大な被害を生む元凶であることを肝に銘じておく必要がある。

以上。